「変わってるね」は褒め言葉

一部上場の大企業を辞めて起業したCEOの戯言

優秀なバカが多い国内メーカー

進学校を経て超一流の大学や大学院出身が多くて、世界に誇る優秀な頭脳集団と思っている人もいるだろう。しかし今の国内メーカーの落ちっぷりを見れば分かる。どん底。救いようがなくなってる。

こいつら、勉強は出来る。頭のキレもいい。一見は人畜無害。

しかし、完全無菌室状態で育ってきて、急にポリティカルな大人の事情が渦巻く世界に入ってくるもんだから、さぁ大変。対応わかんないから、理論武装で自分を守ることとかで精一杯。

だからイノベーションなんて出来ない。出来っこない。

痛む事も失敗も知らない。失敗しても上の人もどう対応していいか分からないから放置プレー。

おまけに生活レベルも中流以上が多いから、一般庶民の気持ちなんてわかっちゃいない。本人らは、上から目線で「こういうのだしとけば喜んでくれるよ」なんていうけど、おいおいアホかよ。

以前、内定者向けに中堅社員からメッセージってことで、

「ドンキに夜中に買い物にくる人たちが何を求めてきているか知ってますか?違う世界を入社までに知って来なさい」

なんて偉そうに(笑)言ったら、人事の顔がめちゃくちゃ引きつっていたのを思い出した。

ま、なんにせよ、これじゃあ、価格で中国・韓国勢には勝てないし、ブランドでも欧米にも勝てないよなー。

秀才肌なやつがごろごろ居るのに、ほんと、もったいない。

じゃあ、俺はどうするのかって... まさにそれを悶々と検討中。

ってことで今日のチラ裏。