「変わってるね」は褒め言葉

一部上場の大企業を辞めて起業したCEOの戯言

社長/経営者は自家用車を使うべき論は正しかった

f:id:michipdale:20160126220650j:plain 都心部においてはバスや電車といった公共交通機関を使うのが一般的である。自動車通勤をしているのは極一部だろう。

総務省のデータ 統計局ホームページ/IV 利用交通手段 だと通勤通学に自動車使うのは、関東だと東京11%, 神奈川 22%, 千葉 32%, 埼玉 33%。ただ、全国でみると45%と非常に高い。都市部だとかなり少数派となる。渋滞、駐車場問題(高い、停める場所がない等)、そしてランニングコストを考えると良い面は少ない。また、大抵の企業が自動車通勤を社則として禁止しているのも現実としてある。

一方で独立する前に読んだいくつかの本に、できる社長や経営者は自動車を使う、と書いてある。そこにかかれていた理由がどうであれ自分は独立したら、「例えコストがかかってもしばらくは車通勤にする」と心に決めていた。本音は、社畜列車といわれる痛勤電車にはしばらく乗りたくない、であったのだが。

さて、それらの本に共通して書いてあった理由はこうだ。

健康管理

ウィルス飛び交う電車に乗っていたらどこで病気をもらってくるかわからない。社長や経営者は病気なんてしてる余裕なんてない。代わりはいないのだから。

冤罪回避

自ら痴漢行為する経営者はいないだろうが、ラッシュ時の電車で運悪く痴漢と間違われてしまう可能性もある。そうなると冤罪だったとしてもお先真っ暗である。男性なら分かってもらえるとおもうが、痴漢に間違われないためにわざわざ両手をあげてつり輪に捕まったりして、私は痴漢できない状態ですよアピールしたことはあるのではないか。そういう心配をしなくてすむ。

また冤罪だけでなくホームなどのケンカなどのトラブル回避もできる(ただしそれ以上に交通事故の確率は高いとおもうのでメリットにはならないだろう)。

秘匿会話

重要な話というのは得てしてメールではなく、電話で来る事がまだまだ多い。特に秘匿性がたかいものは電話になる。そんな重要で秘匿性高い電話が電車にのっているときにかかってきたらどうするか。後からかけ直すというのはチャンスを逃す事になってしまうし、五月蝿い、そして他人がいるホームで会話は相手に失礼にあたるだろう。

プライベート空間確保

いつでもPCを開いてコーヒーを飲みながらメールを書いたり。それも座って好きな曲を聴きながらリフレッシュできるので脳が非常に活性化する。カフェでも同じことはできるが周りがうるさかったり空いてなかったりすることもあるので常に個人空間があることはメリット。

車通勤を続けてみて

実際、1年ちょっと自動車メインの生活になったが、非常にこれらの恩恵を感じている。もちろん電車通勤費と自動車通勤費は比べ物にならないぐらい違うがそれ以上のメリットはあった。自分はお酒をほとんど飲まないし、そもそも車馬鹿。渋滞しても車がいいので、デメリットはほとんどなし。忙しい時でも愛車にのってドライブ気分で走ればリフレッシュにもなり色々アイデアも浮かびやすい(気がする)。

ほんとうに今は幸せだ。

ただ、今後自分の会社が大きくなり、全社員が自動車通勤でもいいのか、というと駐車場の問題もあるだろうし、実際は難しいところだろう。あくまでもポイントは社長/経営者というところだから。

いちおう、同じようなことをかいている記事があったので張っておく。

お金持ちは電車やバスに乗らない | お金持ちの教科書