ロサンゼルス空港LAXでのターミナル間移動について(乗り継ぎ)
執筆一年経ち情報をアップデートしました
ロサンゼルス国際空港(LAX)の乗り継ぎで苦労したのでここにメモっておく。
なお、日本からLAX経由での乗り継ぎは対して難しくないし、各航空会社やblogを探せば色々でてくるのでそちらに詳細は任せ、ここでは、逆の米国国内からLAXを乗り継ぎして日本に帰国する場合について記載する。
トムブラッドレー国際ターミナル(TBIT)を経由しないで直接ターミナル4などに着く場合にはこれに該当しないので注意。例えば、American航空でLAXまで、その後も American 乗り換えの場合は、ターミナル4のままの移動で良く非常に乗り換えは楽。ただし、TBITに到着することもあるので、自分がどのターミナルについたかは現地到着時に確認は必要である。
日本から乗り継ぎ (トムブラッドレー国際線ターミナルTBIT→各ターミナルの場合)
日本からLAX経由で乗り継ぎするときは、手荷物を必ず一度ピックアップする必要がある。これさえ覚えておけばよい。日本から到着すると恐らくLAXのトムブラッドレー国際線ターミナル(TBIT)に到着し、必ず一度入国審査して外にでるので、あとはシャトルバス(半時計回りで回っている)か徒歩で次の飛行機の出発ターミナルゲートへ歩いていけば良い。
米国内から乗り継ぎ (各ターミナルからTBIT、日本へ帰国する場合)
私はラスベガス空港からロサンゼルス空港経由で日本帰国予定だった。どのターミナルに到着するかは利用した航空会社で決まっている。2016年の出張時は、スターアライアンスで空路をまとめたので、ラスベガスからはUnited航空、ロサンゼルスから ANA にした。その結果、ラスベガス空港では、Terminal 7/8 に到着して、TBIT からANA帰国というルート。恐らく、American Air や Delta 経由 JAL という人もターミナル4〜6経由TBITでほぼ同じ。
さて、各ターミナルからTBITへの向かい方はいくつかあり、
- 外に出て徒歩でTBITに向かう
- シャトルバスでTBITに向かう
- ターミナル間連絡通路を使う
があり、今回は3.のターミナル間通路の使い方である。ターミナル間通路を使うメリットは、外に出ない=保安領域内を移動=保安審査をパスできる。
LAXはとにかく入国時も出国時も混雑する事で有名である。90分での乗り継ぎなど考えないほうがよい。2時間半ぐらいの乗り換えの余裕は欲しい。そんななかで保安審査パスできるってのは非常にありがたい事だ(荷物は基本的に最初の空港から日本までスルーで届くので移動時間だけ、と考えてよいので)
ただし、これには大きな罠がある。LAXは2012年ぐらいから大規模改善修理などを行っており、今回の連絡通路もその工事の一端で行っている。この工事は2016年未定まで行われることもあり、大々的にアナウンスされていないのだ。(※2017年3月現在はほぼ工事は完了した模様、ただし United カウンターなどは2018年まで大幅改装するとのアナウンスあり)
つまりまだ連絡通路の存在が知らされていない。各航空会社の乗り継ぎ案内でも記載があるものとないものがある。あっても小さく「ターミナル4と6とは連絡通路で繋がっています」程度で、どこでどのように繋がっているかの図示されたものはないという (´・ω・`)…
というわけで、今回ターミナル8の端っこからTBITまで小マラソンすることになった経験(汗)をもとにマップを作っといた。
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(元の地図はLAXのHPより借用)
ターミナル6-7-8間
まずターミナル6-7-8間は地上2階か3階ぐらいの高さの連絡通路で Terminal 7-8 間は United に乗る人が割と行き来している。一方で Terminal 6-7 間は航空会社も変るため人も殆どいない状態である。
ちなみにこの通路には、TBITはこっち、というサインはない(※2016年3月時点で現在はあるかもしれない)ので、ターミナル間移動だと割り切ってサインをみるべし。唯一、ターミナル7 に TBIT乗り継ぎの看板があるがこれは見逃す可能性が高い。
ターミナル 4-5-6間
ここは実は地下通路。幅3mぐらいの封鎖的な通路をひたすら歩くだけ。そして長い。動く歩道なんてない。店もトイレもない。T4⇔T6間はJALのHPによると徒歩15分とのこと。
ここでのポイントは、地下通路なのでターミナルフロアから一度階段なりで降りる必要があるのだが、なかなかその入口が分かり難い。ターミナル6側は G64付近のフロア中央に階段とエスカレータがありそこから降りていく。ターミナル4側は G44付近からアプローチする。
ターミナル4 - TBIT (トムブラッドレー国際ターミナル)
G44を上がるとターミナル4につく。このターミナル4からTBITへは、ターミナル4の中をつっきれば良い。歩く人とは逆走していて気持ち悪いが構わずターミナル4の根元のG41付近を目指す(大半の人はG41側から先端向かって歩いてくるので、流れとは逆となり不安だがそこは信じて歩く)。
ターミナル4の根元付近、G41付近にくると、
Bradley International Terminal (Gates 110-159)
はこっちだよというサインが出てくる。ここで間違ってターミナルの外に出ないこと!また、サインには、Tom の記載は省略されていることが多いようだ。(Bladley International Terminal との記載が大半である)。
人の気配がまったくない通路をあるくと、右手にTBITの保安検査口が見えてくる。通路は、この保安検査フロアとは隔離されているので、そのまま保安検査で並んでいる人を横目にしながらここを無視して歩くと、保安検査出口脇にしれっと出てくることになる。おめでとう到着だ!!
このターミナル4から6までの道とターミナル4からTBITまでの抜け道については下記に写真付きで解説されているので見ておくと良いだろう(英語の記事だが写真だけでもみれば雰囲気はわかる。実際にここの写真のように人があまりに少なく不安になる)
onemileatatime.boardingarea.com
まとめ
ターミナル4 - TBIT 間通路は、本当に2016年春にオープンしたばっかりらしい。よって、まだ情報はほとんど載ってないし、空港職員(店舗従業員とか)ですら知らないようだ。よって、迷ったら人に聞けばいいのだが、下手すると外に出て歩いてTBITに向かうルートを教えられる可能性は高い。もちろん時間が充分あるのであればそれでも良いだろう。
とにかく新しい通路なのでサインがない。それにTBITはこっち、という書き方ではなく、ターミナル4はこっち、みたいな感じだが、地図を見てもわかるようにターミナル同士が根っこで繋がっているところもあるので、サインが2つあったりと混乱させられる。
私は余裕見て3時間近く乗り継ぎ時間をみていたのにも関わらず、United が2時間遅れになり到着。
「夜で保安検査やチェックインが劇混みだから連絡通路でいけ、走れ!」
という職員の言葉を信じて走り迷い、そして TBIT の Duty Free が見えた時の安堵感といったら…ポイントは、G64-G44-G41。
“Key gate is G41! Don’t miss it”
と何度も教えてくれた店員さんに感謝。あぁスターアライアンスの乗り継ぎの悪さったらもぅ…
なお下記になんとか地下通路の様子が出ているのでリンク。ご参考までに…