「変わってるね」は褒め言葉

一部上場の大企業を辞めて起業したCEOの戯言

またか、アクセルとブレーキの踏み間違い

コンビニに車突っ込み、外で休憩中の店員が死亡 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

まただ、もう週間イベント的に発生しているこの「アクセルとブレーキの踏み間違い事故」。

被害者の方は若くして亡くなられた。自分の家族がこの手の事故に巻き込まれたと思うといたたまれないし、正直腹ただしくも感じている。

ちょっと検索すると日本だけかと思ったら案外海外でもこの手の事故は多い。

なんと、Wikipedia にもある。

ブレーキとアクセルの踏み間違え事故 - Wikipedia

それだけメジャー化してきた事故なわけだ。

メーカー含めてIT技術を駆使していろいろやってきているがなかなか抜本的な解決策がいまのところないし、あってもその技術が搭載されている車に乗り換えるまでには時間もまだまだかかるだろう。

高齢化とAT車普及によるところが大きいわけだが、あえてクレーム覚悟で書くと、

おぃもうAT禁止にしちゃだめなのかい?

自動化とかIT技術に頼っても、またその弱点というのが露呈する。技術には何事も限界があるのだ。エンジニアの私がいうのだから間違いない。

そう、いたちごっこなわけだ。

右と左の大きな二択を間違う、それも2t近くの鉄の塊を操作しているのに、だよ。

そういう感覚が運転者にあるのか?多分ないだろう。

もう自動車は自転車感覚、歩いている感覚で使っているのだから。

そういう時に人間は油断してミスして取り返せないことをしてしまう。

昔は皆MT車の免許をとって乗っていた。いまでもじーちゃんばーちゃんでMTのっている人だっている。

そう飛行機を運転するみたいなほどの難易度ではないが、それなりに技術は必要。だって、2tもの鉄の塊、ある意味、凶器にもなりえるものを誰でも簡単に運転できるって危ないョ。

ETCのバーが反応良くて早く上がるために速度を落とさず通過できる。それに慣れてしまったせいで、事故が多発し、バーをあえて遅らせる仕組みにしたのは有名な話である。

これと同じストーリーにするのは強引ではあるが、技術の過信による事故はある意味人間に問題があるのであって、人間側を抑制するのもいたしかたないのではないか、と思うわけだ。

と、MT愛好家の自分がいうと「化石化したMTマニアの最後のイイわけにしかきこえない」といわれたが、まぁそれでもいい。

とにかく何でも技術で解決はできない。あくまでもサポートだ。サポートと思うかオートメーションと思うかは結局人間様の判断であってそこまではITは関与できない。

ってことでMT車を見直してくれ(強引な展開)